現地時間7日、アメリカのサラトガ競馬場で芝牡馬三冠路線の第2戦、サラトガダービー招待ステークス(3歳・G1・芝1900m・11頭立て)が行われた。
道中は中団の内でレースを進めたのが、7番人気
ステートオブレスト(
State of Rest、牡3、J.ヴェラスケス騎手)。直線で数頭分外に持ち出されると鋭く脚を伸ばし、後方から内を突いて追い込んだ5番人気
ソルジャーライジング(セ3、I.オルティスJr.騎手)に1馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分53秒35(良)。
ソルジャーライジングから2.1/2馬身差の3着には、好位からしぶとく伸びた4番人気ドゥジュール(牡3、J.ロザリオ騎手)が入った。
三冠初戦のベルモントダービー(米G1)を制したA.オブライエン厩舎の1番人気
ボリショイバレエ(牡3、R.ムーア騎手)は、道中2番手から伸びを欠き、さらに1/2馬身差の4着だった。
ステートオブレストは、父が
デインヒル系の
Starspangledbanner、
母Repose、母の
父Quiet Americanという血統。アイルランドのJ.オブライエン厩舎の管理馬。
通算成績は8戦2勝で、今回がデビュー戦以来の勝利。前走は地元のリステッド競走、
セレブレーションSで3着だった。