7日、
船橋競馬場で行われた
ダイオライト記念(4歳上、交流GII・ダート2400m、1着賞金4000万円)は、安藤勝己騎手騎乗の2番人気
キクノアロー(牡4、栗東・目野哲也厩舎)が中団追走から4角で先頭に並びかけると、早めの捲りで逃げ込みを図る1番人気
サイレントディールを振り切り、4番人気
クーリンガーに4馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは2分33秒5(重)、3着は6番人気
ナイキアースワーク。
サイレントディールは4着だった。
勝った
キクノアローは
父キングヘイロー、
母ヤシマローマン(
その父ブレイヴェストローマン)という血統。04年の北海道市場サマーセール1歳にて450万円で落札されていた。
05年12月11日のデビュー戦(阪神・ダート1200m)を制すと、5戦目の3歳上500万下(京都・ダート1200m)、藤森特別(3歳上1000万下、京都・ダート1400m)を連勝し準オープンに昇格。その後は2着を2回続け、前走、2月11日の
北山S(4歳上1600万下、京都・ダート1800m)で2着に2.1/2馬身差をつけオープン入りしたばかり。今回が初の重賞挑戦だった。通算成績10戦5勝(うち地方1戦1勝、重賞1勝)。
鞍上の安藤勝己騎手は05年
パーソナルラッシュに続くこのレース2勝目。交流重賞は今年初。なお、勝ち馬の
父キングヘイロー産駒は初の交流重賞勝ちとなり、
JRA、交流合わせてダート重賞も初勝利(地方重賞は有り)となった。