「
小倉記念・G3」(15日、小倉)
10番人気の低評価だった
アールスターをVに導き、人馬ともに歓喜の重賞初制覇を果たしてから1年。
長岡禎仁騎手(27)=栗東・
高橋亮=が、強い決意を持って連覇へ挑む。「あれから1年になりますが、なかなかいい結果をもたらすことができなかったですから。何とかしなければならないと思っています」と力を込める。
前走の
七夕賞はキック
バックを苦にして道中の進みが悪く、全く力を出せず11着に終わった。中4週で迎える今回、中間は付きっきりで調教にまたがった。「気持ちの問題だと思うんです。だから(杉山晴)先生と話し合って、ブリンカーを着けることにしました。追い切りでは、効果があっていい感じでした」と対策を練る。
自分に勲章を与えてくれたパートナーを何とか復活Vに導きたい思いは強い。「昨年、重賞を勝たせてもらって周りの目というか、僕に対する認知は変わってきたと思います。だからこそ、勝ってもう一度この馬の強さをアピールしたい」ときっぱり。2つ目のタイトル奪取へ、やれることはやってきた。態勢は万全。心が通い合った相棒とのコンビで思いっきり暴れるだけだ。
提供:デイリースポーツ