19日、大井競馬場で行われたはやぶさ特別(2歳・JRA指定競走・ダ1400m・1着賞金350万円)は、道中3番手でレースを進めた左海誠二騎手騎乗の3番人気カイル(牡2、浦和・小久保智厩舎)が直線で力強く伸びて前を捉え、中団待機から直線外をよく伸びた1番人気ハッピースパイラル(牝2、大井・藤田輝信厩舎)に3馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分28秒7(重)。

　さらにアタマ差の3着には4番人気ショウナンハチマン(牡2、大井・三坂盛雄厩舎)が入った。2番人気に推されていたゼットソード(牡2、大井・的場直之厩舎)は9着に終わった。

　カイルは父トーセンブライト、母トーセンヴェール、その父クロフネという血統。19年の桜花賞他南関東重賞3勝の活躍馬トーセンガーネットの半弟。通算成績はこれで4戦1勝。

(取材、撮影：高橋正和、編集：netkeiba.com)