現地時間19日のヨークシャー
オークス(英G1)で4着だったワンダフルトゥナイト(
Wonderful Tonight、牝4、英・D.ムニュイジエ厩舎)は次走として、9月12日のフォワ賞(仏G2・パリロンシャン競馬場・芝2400m)への参戦を検討していることがわかった。
フォワ賞と同日、同舞台では牝馬限定G1のヴェルメイユ賞が行われるため、牝馬は
凱旋門賞の前哨戦としてそちらに向かうことが一般的。
しかしムニュイジエ調教師はヨークシャー
オークス後に「今年は牡馬より牝馬の方が強いので、次走はヴェルメイユ賞ではなくフォワ賞になるかもしれない」とコメントした。
今年のフォワ賞には日本から、やはり
凱旋門賞を目指す
ディープボンド(牡4、栗東・
大久保龍志厩舎)の出走が予定されている。
ワンダフルトゥナイトは、父が
Blushing Groom系の
Le Havre、
母Salvation、母の
父モンジューという血統。
久々に良馬場での出走となったヨークシャー
オークスは4着に敗れたが、重〜不良馬場で行われた昨年のロワイヤリュー賞(仏G1)から英チャンピオンズFMS(英G1)、今年の
ハードウィックS(英G2)、そしてリリーラングトリーS(英G2)までは、重賞4連勝をあげていた。通算成績は11戦6勝。
ヨークシャー
オークスまで騎乗したW.ビュイック騎手は、
凱旋門賞ではゴドルフィンの
アダイヤーか
ハリケーンレーン(ともに牡3、英・C.アップルビー厩舎)への騎乗が見込まれるため、今後はO.ペリエ騎手への乗り替わりが予定されている。
(英競馬
メディア『RacingTV』より)