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小倉サマージャンプ・JG3」(28日、小倉)
場内から自然と拍手が湧き起こった。単勝1・7倍と断然の1番人気に推された
アサクサゲンキ(セン、6歳、栗東・音無)が、レース中盤で先頭に立ち、そのまま押し切って障害重賞初制覇を決めた。
エスコートした熊沢は「内容的に注文がつくところが何もなく、いい競馬でした」と絶賛。自身は障害通算254勝目で星野忍元騎手の持つ歴代最多勝記録に並び、「まだ並んだところなので、やっぱり記録は超えないとね」とさらなる高みを見据えた。
同馬も17年
小倉2歳S以来のタイトルゲットで、史上14頭目の平地&障害重賞V。音無師は「どっちの記録も良かったな。最後まで飛越が安定していて安心感があった」とねぎらった。今後は放牧に出される予定。
提供:デイリースポーツ