現地時間28日、チリのチリ競馬場でG1・ミルギニー(チリ1000ギニー・3歳牝・G1・ダ1600m)が行われた。
9頭立ての先手を取ったのが、
シーキングザダイヤ産駒の3番人気
ヴィータダマンマ(
Vita Da Mamma、牝3、G.ウジョア騎手)。
好位に位置していた1番人気ミーシャネーナ(牝3、J.ゴンサレス騎手)が、4コーナーで内から進出して一度先頭を奪うが、直線では
ヴィータダマンマが外から再度脚を伸ばし、最後は3.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分37秒33(良)。
ヴィータダマンマは
母Testarudala、母の
父Stukaという血統。チリのS.インダ厩舎の管理馬。
通算成績は6戦3勝。重賞は2走前のアルトゥロ・
ライオン・ペーニャ賞(チリG1)以来の2勝目。過去5戦はいずれも芝のレースで、今回は初ダートだった。
シーキングザダイヤは
父Storm Cat、母は日仏G1馬
シーキングザパール、
その父Seeking the Goldという血統。現役時代は
JRA・栗東の
森秀行厩舎に所属。ダート重賞3勝、芝重賞2勝をあげたほか、GI級競走で9度の2着があった。通算成績は30戦7勝。
2008年に日本の優駿スタリオン
ステーションで種牡馬入り。その後アメリカを経て、現在はチリで種牡馬生活を送り、南米G1勝ち馬を複数頭輩出している。
※馬齢は現地表記に準ずる。