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小倉2歳S・G3」(5日、小倉)
函館の新馬戦を圧巻のスピードで制した
ソリッドグロウが1日、小倉芝コースで軽快な動きを見せた。終始、楽な手応えで5F67秒1-38秒0-11秒7をマーク。状態の良さをアピールしてみせた。
池上師は「小倉入りしてから間隔は詰まっていますが、想像した以上に落ち着いています」と好感触。前走後はノーザン
ファーム天栄(福島県)に放牧に出され、同しがらき(滋賀県)を経て、25日に小倉入り。「移動はうまくいきました。短い期間ですけど滞在競馬もプラスになりそう」と手応えをつかむ。
新馬戦は逃げて7馬身差V。能力の高さを示した。師は「見た目のパフォーマンスは良かったけど、上に行けばまだ課題はありますね」と慎重な構えを見せるも、「距離は合っているし、いいモノを持っています。できることはやってきたので頑張ってほしい」と期待を込める。北から南へと大移動した素質馬が、重賞タイトルをつかみ取る。
提供:デイリースポーツ