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【海外競馬】デットーリ騎手が英愛オークス馬スノーフォールと再タッグ結成へ

  • 2021年09月09日(木) 21時10分
 今年の英オークス(英G1)を16馬身差で圧勝し、続く愛オークス(愛G1)を8馬身半、ヨークシャーオークス(英G1)を4馬身と、衝撃の走りを披露してきたディープインパクト産駒スノーフォール(Snowfall、牝3、愛・A.オブライエン厩舎)が、現地12日にフランスのパリロンシャン競馬場で行われるヴェルメイユ賞(仏G1・芝2400m)で、L.デットーリ騎手と再タッグを組んで参戦することがわかった。英競馬メディアの『Racing Post』が報じている。

 同騎手とのコンビは、今年の英オークス以来2度目。今回の鞍上交代は、スノーフォールの主戦であるR.ムーア騎手がヴェルメイユ賞と同週に行われるアイリッシュチャンピオンズウィークエンドで騎乗するためで、管理するA.オブライエン調教師は「予定変更はあるかもしれないが」と前置きしたうえで、「何もなければ、アイリッシュチャンピオンズウィークエンドが行われる両日は、アイルランドに残って騎乗するようだ」と話している。

 スノーフォールは父ディープインパクト母ベストインザワールド、母の父Galileo。伯母に2016年の凱旋門賞ファウンドがいる血統。日本のノーザンファームの生産馬(欧州で生産者の基準となる母馬所有者はRoncon, Chelston Ire & Wynatt)で、管理するのはアイルランドのA.オブライエン調教師。

 通算成績は11戦5勝。昨年までは未勝利1勝のみだったが、今年に入ってから覚醒。英G3のミュージドラSを勝利したのを皮切りに、前述した3つのオークスを含め目下4連勝中。ヴェルメイユ賞後は、10月3日にフランスのパリロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞(仏G1・芝2400m)への参戦が有力視されている。

(英競馬メディア『Racing Post』の公式ホームページより)

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