9月12日にフランスのパリロンシャン競馬場で行われるフォワ賞(G2)に出走予定だったワンダフルトゥナイト(
Wonderful Tonight、牝4、英・D.ムニュイジエ厩舎)が、球節骨折のため現役を引退することがわかった。
英競馬
メディア『Racing Post』などが現地時間10日、報じた。
ワンダフルトゥナイトは、父が
Blushing Groom系の
Le Havre、
母Salvation、母の
父モンジューという血統。
重馬場巧者として知られ、重〜不良馬場で行われた昨年のロワイヤリュー賞(仏G1)から英チャンピオンズFMS(英G1)、今年の
ハードウィックS(英G2)、リリーラングトリーS(英G2)と、重賞4連勝をあげていた。久々に良馬場での出走となった前走ヨークシャー
オークス(英G1)は、スノーフォールに敗れ4着。
10月3日の
凱旋門賞(仏G1)ではO.ペリエ騎手の騎乗が内定。有力候補の一角に推されていた。通算成績は11戦6勝。
同馬の引退により、日本馬
ディープボンドが出走するフォワ賞は、現時点で6頭立てとなる見込み。