「
神戸新聞杯・G2」(26日、中京)
主戦の和田竜を背に、
ワンダフルタウンは15日、栗東CWで3頭併せ。先行する
スプレンダーシチー(2歳新馬)と
ガリトラップ(2歳未勝利)を楽な手応えでパスし、しまい重点に5F67秒0-37秒6-12秒0をマークした。
追走先着に、2週連続で騎乗した鞍上は「相手が2歳だし、それに合わせる感じで。うなっていた。春と違って心配な点がないから、余裕を持って動けている」と体調の良さを伝える。見守った高橋忠師も「あくまでも目標は
菊花賞(10月24日・阪神)。あまりやり過ぎることなく、いい追い切りができた」と期待通りの内容に納得の表情だ。
春は爪の不安を抱えつつの調整だったが、ひと夏を越して解消。今は思い通りのメニューをこなせている。「ダービーからの短い期間に、だいぶ馬が良くなった。数字は変わらずとも、春とは中身が違う。
ルーラーシップ産駒特有の、我の強さも出てきた」とトレーナー。秋初戦から、成長の跡を示したい。
提供:デイリースポーツ