10月23日に
オーストラリアの
ムーニーバレー競馬場で行われる、総賞金500万豪ドル(約4億1345万円)のG1
コックスプレート(芝2040m)へ向けた前売りで、1番人気に推されている
ザーキ(セン7、父ルワーディザニモー)が、25日に豪州のサンダウン競馬場で行われたG1
アンダーウッドS(芝1800m)に出走。オッズ1.18倍の1番人気に応え、2馬身差の快勝を飾った。
ザーキは英国産馬。祖国で21戦し、G3ダイオメドS(芝8F113y)など2重賞を含む4勝をあげた後、昨季後半から豪州に移籍。移籍3戦目から、G1ドゥームベンC(芝2000m)を含む3連勝で昨シーズンを締めくくった後、今季初戦となった前走G2トラムウェイS(芝1400m)でも勝利を収めていた。
G1
アンダーウッドSでの
ザーキは、道中2番手を追走。楽な手応えのまま直線残り400mで先頭に立つと、鞍上クレイグ・ウィ
リアムズのステッキが一発入っただけで、昨季のG1
エプソムH(芝1600m)勝ち馬プロバブル(牝5、父
サヴァビール、7.5倍の2番人気)を突き放して優勝を飾った。
5連勝で2度目のG1制覇を果たした同馬はこの後、10月9日のG1コーフィールドS(芝2000m)を経て、大目標であるG1
コックスプレート(芝2040m)に向かう予定だ。
(文:合田直弘)