9/29(水)に
船橋競馬場で行われる
日本テレビ盃。ダートGI/JpnI・4勝で、国内では1度しか負けてない
クリソベリルが約10カ月ぶりに実戦に復帰する。主な出走馬は以下の通り。
■9/29(水)
日本テレビ盃(3歳上・JpnII・船橋ダ1800m)
クリソベリル(牡5、栗東・
音無秀孝厩舎)は19年の3歳時に古馬初対戦となったこのレースを好位から抜け出して完勝。続く
チャンピオンズCをレースレコードで勝利し、デビューから6連勝を達成。その年の
JRA賞最優秀ダートホースにも選出された。昨年は
帝王賞、
JBCクラシックと連勝したが、連覇を狙った
チャンピオンズCは直線伸び切れず4着。国内で初の敗戦となった。右後肢繋ぎの輪状靭帯の負傷などで手術を行い、今回は約10カ月ぶりの実戦となるが、この条件なら首位争いが必至だ。
ダノンファラオ(牡4、栗東・
矢作芳人厩舎)は昨年の
ジャパンダートダービーでは2番手から抜け出し、後の
フェブラリーS勝ち馬
カフェファラオを下して重賞初制覇。その後は
浦和記念でゴール前3頭の接戦を制すと、今年に入って
川崎記念3着、
ダイオライト記念1着と南関東のダート
グレードで結果を残している。その反面、前走の
帝王賞では9着に失速とマイペースで行けないと脆い面があるだけに、初コンビとなる現在
JRA関東リーディング1位の
横山武史騎手の手腕には注目だ。
ラストマン(牡4、美浦・
戸田博文厩舎)は今年3月の上総S(3勝クラス)では、中団から長くいい脚を使って直線抜け出し3馬身半差の快勝。見事オープン入りを決めた。その後は
ブリリアントSが7着、
マーキュリーCが5着だったが、まだ4歳馬と伸びしろ十分。地方コースも2度目で、通算4勝のうち2勝を挙げている1800mへの距離短縮なら上位進出が可能だ。
ノンコノユメ(セン9、大井・
荒山勝徳厩舎)は18年の
フェブラリーSなどダートGI/JpnI・2勝の実績は上位。19年7月の
サンタアニタトロフィーを最後に勝ち星から遠ざかっているが、9歳になった今年の
帝王賞では、後方から直線追い込んで2着と健在ぶりをアピールした。このレースは19年に3着があり、実績的に左回りコースは得意。休み明けでも侮れない存在だ。
以下、前走を快勝し、オープン入りを決めた
メイショウダジン(牡4、栗東・松永昌博厩舎)、牝馬ダート
グレード3勝の
サルサディオーネ(牝7、大井・
堀千亜樹厩舎)、ダート
グレード初挑戦も、大崩れが少ないのが魅力の
シュプレノン(セン6、船橋・
山中尊徳厩舎)にも上位食い込みのチャンスはありそう。
発走は20時05分。
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