日本からブラジルへ渡り、種牡馬として活躍していた
アグネスゴールド(牡23)が上腕骨を骨折し、繋養先で死亡したことを『turf diario』が報じている。
アグネスゴールドは、
父サンデーサイレンス、
母エリザベスローズ、母の
父ノーザンテーストという血統。通算成績は7戦4勝。
現役時代は栗東・長浜博之厩舎所属でデビュー。2001年のス
プリングS(GII)、
きさらぎ賞(GIII)を制し、デビューから4連勝とクラシックの有力候補に挙げられたが、
皐月賞を前に骨折。
秋に復帰するも、
神戸新聞杯8着、
菊花賞8着、
鳴尾記念3着と勝ち星を上げられず、今度は右後肢飛節軟腫を発症し再び休養。2003年
札幌記念での復活を目指していたが、左前脚屈腱炎を発症し引退となった。
種牡馬入りした後は日本、アメリカを経てブラジルへ。リオ三冠牝馬ジャネールモネイ、同二冠牝馬マイ
スキーボニータ、アルゼンチンとアメリカでG1を制したアイヴァーなど、南米G1勝ち馬を複数頭輩出した。