29日のメイン(最終)12Rは「風かおる優駿桜国新ひだか特別/B4〜C1-1組・1200m外回り」。非常にハイレベルだったと昨日付でご紹介した9月14日の11R「新冠町軽種馬生産振興会特別2」上位馬から、逃げ切りで転入5連勝を決めた
スカイトライアが出走してきました。
その前走時は、坂路での最終追い切りが「39秒2-26秒4-13秒4」で、この馬としては“抑え気味”との印象でしたが、今回は「37秒7-25秒4-12秒8」と時計を詰めてきました。2走前の追い切り(8月31日)でマークされた「36秒7-24秒2-11秒9」には及ばないものの、追い切り時計を前走時より詰めてこられたのは勝ち馬検討のうえで“安心材料”となることでしょう。
スタートも二の脚も速く、道中もあまり淀みをつくることなく快足を飛ばしていくタイプなので、速力で見劣る好位勢が一生懸命に追走してしまった場合には、早々とアップアップしてしまう懸念が。そうなると、中団より後ろで序盤は流れに乗らなかった組が直線で末脚を伸ばしてくるシーンも想像されます。
スカイトライアがいつも通り序盤からハナに立って行った場合、2番手から好位でレースを進めそうなのは内から順に
コクサイルビー、
モンスタープリンス、
アールビット、
アウマクア、
アトムアストレア辺りでしょうか。
一方、同じく
リワードアルフィン、
ネフェリ、
アンテレクテュエル、
ストックグロリー、
ペンタスらは後ろでじっくりと脚を溜め、直線勝負に懸ける乗り方になるものと思われます。
好発を前提に、逃げ切り6連勝へと突き進む
スカイトライアに迫るのは
アウマクアや
モンスタープリンスら好位勢か、はたまた
ストックグロリーや
ペンタスら追い込み勢なのか。
門別ナイター12R「風かおる優駿桜国新ひだか特別」の発走時刻は20時35分です。お楽しみに!
(文:ひだか応援隊)