現地時間9日、アメリカのキーンランド競馬場でG1・
ファーストレディステークス(3歳上牝・芝1600m・12頭立て)が行われた。
同厩舎、同馬主で同じ勝負服の2頭、逃げた2番人気ブローアウト(
Blowout、牝5、F.プラ騎手)と、好位追走した3番人気リーガル
グローリー(牝5、J.オルティス騎手)が、直線で一騎打ちの態勢。
一旦はリーガル
グローリーに並ばれたブローアウトが懸命の粘りを見せ、最後は1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分34秒86(稍重)。
ブローアウトは
父Dansili、母は2012年仏1000ギニー(仏G1)覇者
Beauty Parlour、母の
父ディープインパクトという血統。米国のC.ブラウン厩舎の管理馬。
重賞は2走前の
チャーチルディスタフTMS(米G2)に続く2勝目で、G1は初制覇。通算成績は14戦5勝、2着7回、3着1回。4着以下は前走
フォースターデイヴH(米G1)4着が唯一と、勝ち味には遅いが常に安定した成績を残してきた。