昨年の
コックスプレートなど豪G1・2勝、今年の
ジャパンC(GI)に予備登録のあった
サードラゴネット(
Sir Dragonet、牡6、豪・C.マー&D.ユースタス厩舎)が16日、調教中の故障により、安楽死となったことがわかった。
管理するキアロン・マー調教師のTwitterアカウントで同日、発表された。
サードラゴネットは父
Camelot(
その父モンジュー)、
母Sparrow、母の
父Oasis Dreamという血統。
当初はアイルランドのA.オブライエン厩舎に所属。2019年に未勝利戦、
チェスターヴァーズ(英G3)とデビュー2連勝。大一番のダービー(英G1)では1番人気に推されたが、僚馬アン
ソニーヴァン
ダイクの5着に敗れた。
その後も大崩れはしないものの、欧州では勝ち星をあげることができず、2020年に豪州のC.マー&D.ユースタス厩舎に移籍。その初戦
コックスプレートで、元僚馬のアーモリーを2着に抑え、待望のG1初制覇を飾った。
今年は4月のタンクレッドSで、2つ目のG1タイトルを獲得。10月23日に行われる
コックスプレートでも、連覇に向け期待を集めていた。通算成績は19戦4勝。
※馬齢は現地表記に準ずる。