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【菊花賞 血統データ分析】3連覇中のディープインパクトはコース替わりも杞憂か

  • 2021年10月21日(木) 12時20分
 24日に阪神競馬場で行われる菊花賞(3歳・牡牝・GI・芝3000m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、開催日割の変更に伴い阪神芝3000mで施行されるため、当該コースで唯一行われている阪神大賞典の傾向も参考にしたい(文中[ ]内は阪神芝3000m=阪神大賞典の種牡馬成績)。

 18年フィエールマン、19年ワールドプレミア、20年コントレイル菊花賞3連覇中と勢いのあるディープインパクト産駒は[1-2-2-5]。17年阪神大賞典を制したサトノダイヤモンドは16年菊花賞の勝ち馬でもあり、同馬の好走例から菊花賞阪神大賞典を関連付けることもできそうだ。同産駒にはレッドジェネシスディープモンスターシュヴァリエローズ(回避予定)、ノースザワールド(除外対象)の4頭が該当。

 菊花賞では13頭が出走して11年2着ウインバリアシオンが唯一の馬券圏内好走例となるハーツクライ産駒は[2-4-0-10]。阪神大賞典では12年にギュスターヴクライが単勝1.1倍のオルフェーヴルを2着に下す金星を挙げるほか、16年シュヴァルグランが2着に2.1/2馬身差を付けて快勝している。そういった事情を鑑みると代替開催がプラスに作用する可能性は大いにありそうだ。同産駒からはグラティアスヴィクティファルスの2頭が出走を予定している。

 父子制覇のかかるエピファネイア産駒は[0-0-0-1]。産駒初出走となった昨年の菊花賞では2着アリストテレスが三冠馬コントレイルとクビ差の接戦を演じてみせた。同馬は21年阪神大賞典で1人気7着と人気を裏切る結果になっていたものの、同産駒の長距離適性には目を見張るものがあるだけに、一度の凡走だけではコース適性も見限れないだろう。同産駒にはオーソクレースディヴァインラヴワールドリバイバルの3頭が該当。

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