今週は盾をかけた伝統の一戦、天皇賞・秋！ コントレイル、グランアレグリア、エフフォーリアという三強をはじめ、16頭の精鋭たちが東京競馬場2000mに集います。netkeibaではオフィシャルウェブサイト公式スポンサーを務める東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大選手が、渾身の天皇賞・秋予想を特別公開！

■今回は巻き返して3冠馬の意地を見せてくれるはず

　みなさんこんにちは、田中将大です。

　秋の天皇賞、◎は(1)コントレイルにしました。今更ですがこの馬は「強い」と思います。去年の秋、2着のジャパンカップで連勝は途絶えましたが菊花賞からの臨戦で状態はギリギリだったと聞きます。それに相手はアーモンドアイ。今年の春、3着の大阪杯は重馬場でした。およそ7ヶ月のレース間隔で万全の態勢を整え、調教も抜群！ 3冠馬の意地をみせてくれると思います。

　◯は(5)エフフォーリアです。3歳馬の優勝は2002年のシンボリクリスエス以来19年間ありません。その時は中山開催だったので東京競馬場では25年前のバブルガムフェローまで遡るという嫌なデータもあります…が！ そんなジンクスを吹き飛ばすほど横山武史騎手に勢いがあります。先週の菊花賞は見事でしたし、全国リーディングも5位につけています。そしてエピファネイア産駒にも走るイメージがあります。そう言えばエピファネイアの父はシンボリクリスエスですね。さらに、2000メートルでは(3.0.0.0)。激走に期待です。

　同じく距離適性に重きをおいて2000メートル(4.4.1.0)の(4)ポタジェに▲を打ちます。川田将雅騎手との相性も(5.0.0.0)と抜群！ 叩き2戦目、人気面も考えて単穴に抜擢しました。

　△の1頭目は(14)カレンブーケドールです。GIで2着が3回、一線級と力差が無いことは証明してきています。外枠は気になりますが地力はあるので買い目には入れておきたい1頭です。

　もう1頭の△は思い切って(8)サンレイポケットにしました。(1)(5)(9)の3強が道中で早めに動いた時、追い込み馬の一発に期待です。祖父トニービンは父ジャングルポケットを始めとしてエアグルーヴなど多くの府中巧者を世に送り、父も2011年の勝ち馬トーセンジョーダンを輩出しています。大穴をあけるならこの馬です。買い目は3連単！ ◎◯を軸、相手に▲△△。2頭軸マルチ計18点で勝負します。手に汗握るレースを期待しています。