「
天皇賞(秋)・G1」(31日、東京)
注目の一戦を制したのは、3番人気の
エフフォーリア。2着は1番人気の
コントレイル、3着が2番人気
グランアレグリアと“3強”が見応えのある走りで上位を独占した。
2番人気に推された
グランアレグリアは、好スタートから道中2番手をスムーズに追走。しかし、早めに抜け出すも直線で思うように伸びず、牡馬2強の後じんを拝し3着に敗れた。良馬場発表ながら、昼過ぎからの降雨で重くなった芝がG15勝牝馬を苦しめた。ルメールは「スッといいスタートが切れました。前の方につけることができましたし、道中は息も入っていましたが…」と回顧。千二、千六、二千のG13階級制覇はつゆと消えた。
自身最後の盾挑戦で、歴代最多タイとなる秋7勝を狙った藤沢和師だったが、残念ながら偉業達成ならず。「かなりスピードのある馬だから、
大阪杯(4着)の時もそうだったが緩い馬場だと…。直線で余裕がなかったからね。距離はもう少し短い方が良さそう」と冷静に分析していた。
提供:デイリースポーツ