京王杯2歳Sに出走馬を送り込む16人の調教師のうち、2016年以降の東京芝1400mにおける3着内数、複勝率、複勝回収率をもとに抽出。
京王杯2歳Sで、馬券的にも「見逃せない調教師」とは?
3位は
高柳瑞樹調教師。集計期間内に東京芝1400mで4勝を挙げている。特筆すべきは回収率の高さで、単勝回収率が316%、複勝回収率が154%。16人の調教師の中で複勝回収率が100%を超えているのは
高柳瑞樹調教師だけだ。9回の馬券絡みのうち6回までもが6番人気以下での激走で、先週も
ジュンエキサイトが7番人気4着と馬券圏内まであと一歩の好走をみせている。
今年は
トウシンマカオが出走予定。予定していた1200m戦を除外されて臨んだ新馬戦(1600m)が0.4秒差の快勝。1ハロン短縮で更なる上積みがありそうだ。
2位は
加藤征弘調教師。集計期間内に東京芝1400mで7勝を挙げ、複勝率32.6%を記録している。2020年以降に絞ると[5-2-2-11]で複勝率45.0%、複勝回収率106%まで数字がアップ。今年に入ってからも2月20日の2勝クラスを
ヴェルスパーで勝利している。
今年は
ヴィアドロローサが出走予定。新馬と
すずらん賞を制し、このレースで無傷の3連勝を狙う。上がり最速で差し切った前走内容から、1400mに延びるのは歓迎だろう。
第1位に輝いたのは
木村哲也調教師。集計期間内に東京芝1400mで8勝を挙げ、複勝率45.8%、複勝回収率85%を記録している。さらに、ノーザン
ファームの生産馬に絞ると複勝率55.0%、複勝回収率103%とベタ買いでもプラスの領域に。現在、東京芝1400mでは4走連続で馬券に絡んでいる。
今年は
コラリンが出走予定。期待値の高いノーザン
ファーム生産馬なので、馬券的には外せないところだろう。この馬も、前走の内容を見る限り、1400mへの距離延長は問題なさそうだ。