本日、
金沢競馬場で行われる
JBCクラシック(3歳上・JpnI・ダ2100m)。前走の
帝王賞を制し、目下3連勝と勢いに乗る
テーオーケインズ、過去3年連続で
JBCクラシック2着と涙を呑んでいる
オメガパフューム、今年のドバイワールドC2着の
チュウワウィザードなど12頭がエントリー。
そして、それら
JRA勢を迎え撃つ地方馬の大将格が今年、
川崎記念、
かしわ記念を勝っている
カジノフォンテン(牡5、船橋・
山下貴之厩舎)だ。父
カジノドライヴ、
母ジーナフォンテン、
その父ベストタイアップという血統。
2018年10月のデビュー戦こそ勝ちを収めたものの、以降、8戦目の
東京ダービーまで1勝を加えたのみで一介の条件馬に過ぎなかったが、張田昴騎手が手綱を執るようになると、まるで馬が変わったかのように勝ち星を重ね続けた。
以降は14戦10勝2着1回、着外も昨年の
川崎マイラーズ、
マイルグランプリ、そして前走・
帝王賞のわずか3戦。勝ち星のなかには、
JRA勢を向こうに回して勝ち切った
川崎記念、
かしわ記念という2つのJpnIが含まれており、価値は高い。今回、3つ目の勲章を手に入れ、地方所属馬の総大将として
JRA勢を返り討ちにできるか。