10日、
川崎競馬場で行われた第32回
ロジータ記念(3歳・牝・重賞・ダ2100m・1着賞金2200万円)は、序盤は中団後方に置かれた
張田昂騎手騎乗の2番人気
カイカセンゲン(牝3、大井・
藤田輝信厩舎)が、長く脚を使って追い上げると直線で抜け出し、2番手追走から粘った4番人気
ウワサノシブコ(牝3、浦和・
岡田一男厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分20秒7(重)。
さらに1.1/2馬身差の3着に10番人気
イヤサカ(牝3、船橋・
山中尊徳厩舎)が入った。なお、1番人気
ケラススヴィア(牝3、浦和・
小久保智厩舎)は10着、3番人気
カルフレグランス(牝3、川崎・
甲田悟史厩舎)は13着に終わった。
勝った
カイカセンゲンは、
父ネオユニヴァース、
母カイカヨソウ、
その父ティンバーカントリーという血統。昨年デビュー2連勝を飾ったあとは勝ち星から遠ざかっていたが、ここで悲願の重賞初制覇を果たした。また、
母カイカヨソウも13年の当レースを制しており親子制覇の達成となった。通算成績はこれで8戦3勝(重賞1勝)。