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【川崎・ロジータ記念】母子制覇カイカセンゲンの張田昂騎手「馬たちの力もあって、ここまで来れたと思っています」

  • 2021年11月11日(木) 11時50分
 10日、川崎競馬場で行われた第32回ロジータ記念(3歳・牝・重賞・ダ2100m・1着賞金2200万円)は、序盤は中団後方に置かれた張田昂騎手騎乗の2番人気カイカセンゲン(牝3、大井・藤田輝信厩舎)が、長く脚を使って追い上げると直線で抜け出し、2番手追走から粘った4番人気ウワサノシブコ(牝3、浦和・岡田一男厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分20秒7(重)。

張田昂騎手
(カイカセンゲン母カイカヨソウと同じロジータ記念をプレゼント)
「親子制覇ということで、本当に嬉しいです」

(今日は2ヶ月ぶりの実戦でしたが)
「前回初距離、初馬場で、今日は2回目の同じ舞台ということで、しっかり馬は良くなっていたので良かったです」

(今日のスタートはどうでしたか)
「少し遅れてしまったんですけど、そこは腹をくくって乗ろうと思いました」

(道中、早めに動いていきましたが)
「ちょっと反応がズブいところがあるので、ペースもちょっと落ち着いたので早めに動かないととは思いました。最後は本当に馬がよく頑張ってくれました」

(この馬の春からの成長は)
「競馬の内容はもちろんなんですけど、本当に馬の気性が徐々に良くなってきたので、すごい成長を感じます」

(張田騎手自身のご活躍については)
「本当に、厩舎関係者の皆さまや、馬主さんや、馬たちの力もあって、ここまで来れたと思っています」

(ファンの皆さまへメッセージを)
「今日はここに集まって頂き、本当にありがとうございます。これからも皆さまを楽しませるようなレースをするように努力していくので、応援の方よろしくお願いします」

藤田輝信調教師】
「本当に色々気性が難しい面がある馬なので、本当に自信があるということはなかったんですけど、張田騎手がこの馬をよくわかってくれて、最高の乗り方で勝たせてくれました。本当に嬉しいです」

(今日の馬の状態面は)
「状態はとても良かったんですけど、やっぱり元気が良くてちょっと怖い面もあったので、それが不安でした」

(レースをご覧になって)
「ちょっとスタートが遅れ気味だったので、本当はもっと積極的な競馬をしようという話をしていたんですけど、思いのほかペースが遅くなってしまって。内にいたのでちょっとまずいなと思ったところ、張田騎手が馬を外に出してくれて自分で競馬を作ってくれて、本当にすごい乗り方をしてくれました。今年重賞を勝ちまくってるジョッキーだけあるなと思いました」

(これからますます楽しみでは)
「まだまだ幼い面もあるので、これからの馬だと思うので、お母さんのカイカヨソウを超える成績を出していける馬だと思っています」

(今後の予定などは)
「これから相談して決めていきます。これからの馬なので、また応援よろしくお願いします」

(取材、撮影:高橋正和、編集:netkeiba.com)

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