「
東スポ杯2歳S・G2」(20日、東京)
19年は
コントレイルが20年の無敗3冠を達成し、20年は
ダノンザキッドが続く
ホープフルSを完勝と、数多くのG1ホースを送り出す登竜門。21年は
グランシエロが虎視たんたんと重賞初Vを狙っている。
前走のアイビーSは道中最後方から。それでも最後の直線は強烈な末脚で猛追し、2着を確保した。武井師は「今までは自分のリズムを大事に走るように教えてきたが、上のクラスではポジションを取れないと厳しい。今回はそれなりの位置を取れるようにやってきた」と中間の工夫を説明する。
近2戦ともに上がり3F33秒6の豪脚発揮と決め手は屈指。トレーナーは「ここは世代上位の馬が集まる。ここでいい競馬ができれば、先々が楽しみになる」と期待に胸を膨らませた。まずは初タイトルを奪取し、22年のクラシック候補誕生を高らかに告げる。
提供:デイリースポーツ