英国における障害シーズン最初のG1ベットフェアチェイス(登録名ランカシャーチェイス、芝25F125y=約5143m)が、20日にヘイドックパーク競馬場で行われ、オッズ2.1倍の1番人気に推されたアプルタール(セン7、父カパガルデ)が、2着以下に22馬身差をつける圧勝を演じた。
女性ナンバーワン騎手
レイチェル・
ブラックモアが手綱をとったアプルタールは、道中は4番手を追走。16号障害の手前から進出を開始した同馬は、17号障害飛越後に先頭に立つと独走になり、最後は
ブラックモアが手綱を控えながら楽勝。3度目のG1制覇を果した。
次走は自身の連覇がかかる、12月28日にレパーズタウンで行われるG1サヴィルズチェイス(芝24F)の予定。
またこの結果を受けてブックメーカー各社は、チェルトナム
フェスティヴァル最終日(3月18日)に行われるG1ゴールドC(芝26F70y)へ向けた前売りで、アプルタールをオッズ4〜5倍の1番人気に浮上させている。
(文:合田直弘)