3歳馬
ソーヴァリアントと
ジェラルディーナが人気を分け合いそうな構成だが、古豪
ペルシアンナイトらも侮れない。重賞制覇を果たすのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■12/4(土) チャレンジC(3歳上・GIII・阪神芝2000m)
ソーヴァリアント(牡3、美浦・
大竹正博厩舎)は夏に札幌で1・2勝クラスを連勝。続く
セントライト記念は2着に敗れたが、一旦は完全に抜け出しており負けて強しの走りだった。
菊花賞は見送ってここで始動。先の飛躍に向けてもまずは重賞制覇といきたいところだ。鞍上は
C.ルメール騎手。
ジェラルディーナ(牝3、栗東・
斉藤崇史厩舎)は
モーリス×
ジェンティルドンナという超良血。6月の復帰戦は手綱が外れるトラブルによって大敗を喫したが、その後は破竹の3連勝でオープン入りを飾っている。前走では後に
エリザベス女王杯で5着となる
イズジョーノキセキ相手に完勝しており、昇級初戦でも勝ち負けを期待できそうだ。鞍上は
福永祐一騎手。
ペルシアンナイト(牡7、栗東・
池江泰寿厩舎)は17年のマイル
チャンピオンシップ覇者。それ以来約4年間勝ち星から遠ざかっているが、今年8月の
札幌記念で3着、前走の
天皇賞(秋)で2位の上がりを使って7着などまだまだやれるところは見せている。古豪の意地を見せて久々の勝利なるか。鞍上は
岩田望来騎手。
その他、
アルゼンチン共和国杯で2着の
マイネルウィルトス(牡5、栗東・
宮徹厩舎)、今春の
目黒記念で2着の
ヒートオンビート(牡4、栗東・
友道康夫厩舎)、今年の
マイラーズCなど重賞2着3回の
アルジャンナ(牡4、栗東・
池江泰寿厩舎)、今年の
小倉記念勝ち馬
モズナガレボシ(牡4、栗東・
荒川義之厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。