「
ジャパンC・G1」(28日、東京)
断然の1番人気に推された
コントレイルが、力強く末脚を放ってG1・5勝目をマーク。ラストランを圧倒的な内容で締めくくり、有終の美を飾った。
強い3歳世代の総大将として参戦したダービー馬
シャフリヤール。直線で3冠馬と馬体を合わせて抵抗するシーンもあったが、一気に離されて3着。前年ダービー馬に軍配が上がった。
直線の攻防を振り返り、川田は「前に2着馬、後ろから勝ち馬。3歳で年長馬相手に最後まで頑張った」と評価。「来年はさらに良い走りができるようになると思います」と成長に期待した。
惜しむらくは1角だ。外から押し込められ内ラチに接触する不利。藤原英師は「他馬に入られてラチにこすってストレスがかかった。それでもよく食らいついた。斤量差もあって期待したし、完璧に乗ってくれたが。それにしても強かったなぁ」と勝ち馬の強さに感嘆の声を漏らした。
3冠馬と叩き合った経験は間違いなく今後の糧となる。「課題は見つかったし、まだまだ伸びしろはある。しっかり成長させて来年に向かいたい」と師は先々を見据えていた。
提供:デイリースポーツ