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ブラックキャビアの初年度配合相手が決定

  • 2013年07月23日(火) 04時28分
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世界のチャンピオンスプリンター・ブラックキャビアの初年度となる2013年繁殖シーズンの配合相手が、ダーレーのチャンピオンサイアーである、エクシードアンドエクセルに決定したことが、7月22日夕方に発表された。

ブラックキャビアはベルエスプリ産駒の7歳牝馬。4月13日のTJスミスステークスを最後に、25戦無敗のまま引退していた。2011、2012年のワールドサラブレッドランキングのスプリント部門において2年連続でトップであり、最新のワールズベストレースホースにおいても、130のレイティングでトップを維持している。2010/11年シーズン、2011/12年シーズンのオーストラリア年度代表馬でもあり、2012/2013年シーズンも年度代表馬の座に就くことは疑いの余地がないとされる。

エクシードアンドエクセルはデインヒル産駒で、2013年の南半球繁殖シーズンはダーレーオーストラリアのケルヴィンサイドスタッドで88000豪ドルで供用されている種牡馬。現役時代はブラックキャビアも勝ったことのあるニューマーケットハンデキャップを含む、2つのG1を勝っている。種牡馬としてはエクセレブレーション、ヘルメットなど、北半球、南半球の双方において傑出した産駒を多数出している。

エクシードアンドエクセルの2012/2013年シーズンの産駒成績は、267頭出走、140頭が勝ちあがり、17頭のステークスウィナーを出し、獲得賞金約1120万豪ドルで、オーストラリアリーディングサイアーになる見込みだ。

ブラックキャビアの半弟(父リダウツチョイス、祖父デインヒル)は、2013年のイングリスイースターイヤリングセールにおいて、500万豪ドルで落札されている。

専門家によると、エクシードアンドエクセルの両親とブラックキャビアの4代前にノーザンダンサーが入っていることはさして問題にならず、スピードを強調する配合であるとしている。


【補足】
ブラックキャビアについてはこれ以上説明の必要はないでしょう。エクシードアンドエクセルは、フランケルの2着になり続けたエクセレブレーションの父、といえば「へー」と思う人が多いのではないでしょうか。ブラックキャビアの初年度の配合相手の候補として、早くから挙がっていたはずです。両親ともにスプリンターゆえ、産駒もオーストラリアの短距離路線でどのような活躍をするか、期待したいものです。
ネタ元のURL
http://www.thoroughbrednews.com.au/spring-racing/default.aspx?id=67661

みんなのコメント2件

  • サラブレッド探偵

    サラブレッド探偵

    7月24日に既報どおりにエクシードアンドエクセルと正式発表があったようです。

    伝えているのはオーストラリアのメディアがほとんど、というのは、
    「自分たちを飛び越えて広がっている、自国の女傑の情報は認めない」というような
    オーストラリアの人々およびマスコミの意地みたいなものを感じますね。

  • おにぎりくん

    おにぎりくん

    23日付の豪州での記事では代表馬主からは当初22日に交配馬を発表するつもりだったが、間に合わなかったので24日の夜には公式発表をすると報じており、
    ・Redoute's Choice
    ・Fastnet Rock
    ・Exceed and Excel
    ・More Than Ready
    ・Casino Prince
    ・Northern Meteor
    上記6頭の中からは選ばれる見込みで、23日にも牧場側にも連絡を入れると言っていたが欧州では“豪州メディアによるとExceed and Excelに決まった”と報じられており、豪州では24日の公式発表するという報道以外は報じておらず、Black Caviarの公式サイトでも“馬主が公式発表するまでは候補馬に1頭に過ぎない”として公式発表を待つようにと。