スティープルチェイス3マイル路線のG1ティング
ルクリークチェイス(芝15F119y=約3126m、障害数13)が、4日に英国のサンダウンパーク競馬場で行われ、女性騎手ブライアン・フロストが騎乗する4番人気(13倍)のグレネティーン(セ7、父グレート
プリテンダー)が優勝を飾った。
ハードルを1シーズン経験した後、19/20年シーズンからスティープルチェイスに転進したのがグレネティーンだ。2季目となった昨季初戦のG2ホルドンGC(芝17F109y)を制し重賞初制覇。さらにシーズン最終戦となったG1
セレブレーションチェイス(芝15F119y)を制し、G1初制覇を果していた。
今季初戦となった前走G2ホルドンGCは4着に終わっていた同馬。G1ティング
ルクリークチェイスでは、2番手追走から11号障害飛越後に先頭に立ち、最後は5.1/2馬身抜け出す快勝となった。
この結果を受け同馬は、3月のチェルトナム
フェスティバルを舞台としたこの路線最高峰となるG1クイーンマザーチャンピオンチェイス(芝15F199y)へ向けた前売りで、オッズ7〜9倍の3番人気に浮上している。
(文:合田直弘)