3年連続で英リーディングジョッキーに輝いたオイシン・マーフィー騎手(26)=愛国=が、一時的に騎手のライセンスを返上したことが明らかになった。17日までに、レーシングポストなど欧米
メディアが報じた。
今年は既に、レース前の呼気検査で2度も基準値を上回るアルコールが検出され、騎乗停止処分となった経緯がある。今後は医療のサポートなどを受けながら改善を目指す予定で、リハビリ期間中は免許を返上すると伝えている。
昨年9月には、海外から帰国した際に、BHA(英国競馬統括機関)が定めるコ
ロナ対策の規定を違反し、自らの居場所について虚偽の報告を行っていた。マーフィーは「規則を破り、BHAを欺こうとしたことで、私は調教師、オーナー、スタッフ、スポンサー、家族とともに運営団体を失望させてしまったことを謝罪したい」と語っている。
過去には、自身が服用していなかったものの、コカインの陽性反応が出たため、フランス競馬を統括するフランスギャロから一昨年の12月から昨年3月までの3カ月間、騎乗停止処分を科されたこともあった。
提供:デイリースポーツ