中山11Rの第71回日刊スポーツ賞
中山金杯(4歳以上GIII・芝2000m)は4番人気
レッドガラン(
斎藤新騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分00秒1(良)。2馬身半差の2着に7番人気
スカーフェイス、さらにクビ差の3着に1番人気
ヒートオンビートが入った。
レッドガランは栗東・安田隆行厩舎の7歳牡馬で、父
ロードカナロア、
母ダンスオンザルーフ(母の
父シンボリクリスエス)。通算成績は21戦6勝。
レース後のコメント
1着
レッドガラン(
斎藤新騎手)
「ずっと乗せていただいて、調教からも乗せていただいて、最近の競馬の中で一番具合が良いのは分かっていました。厩舎のスタッフの方や先生からも、勝つ気で乗ってこいと声をかけていただいて、仕上げてくれた安田厩舎のスタッフの皆様に感謝したいです。
スタートも良くて折り合いも癖がなくて、それで最後もしっかり脚を使える、賢くて素直な馬です。距離は乗った感じではマイルより2000メートルの方が良いと思っていました。
Cコース替わりでしたし、強気に位置を取りにいきましたが、折り合いはつきましたし、心配していませんでした。大きな馬ですし、本当に一番良いのはワンターンの1800メートルだと思いますが、今日もこれだけの競馬が出来ましたし、明けて7歳になってようやく馬も充実してきたのではと思います」
2着
スカーフェイス(
石橋脩騎手)
「スタッフが言うように、馬の雰囲気も良かったです。外枠で、外を周るというのも割り切って、リズム良く運びました。坂を登ってからも、もうひと伸びして、すごくタフな馬です。操縦性も良い馬だと思います」
3着
ヒートオンビート(
横山武史騎手)
「最後も伸びたというより、止まった馬を交わした感じです。もうすこし伸びてほしかったです」
4着
タガノディアマンテ(
津村明秀騎手)
「久々を感じさせないレースでした。2000メートルでペースが遅いなか、あの位置から最後もよく伸びてくれました。次は楽しみです」
5着
トーセンスーリヤ(
横山和生騎手)
「内容としては
パーフェクトでした。ロスなく走って、追い出しもワンテンポ遅らせて伸びてくれましたが、最後は57.5キロが響いていたのかもしれません。それでも大きくは崩れていませんからね」
6着
ウインイクシード(
松岡正海騎手)
「勝ち馬は抜けていましたが、他の馬とは内と外の差ですね。真ん中よりも内の枠なら、2着以上はあったと思います」
7着
シャムロックヒル(
団野大成騎手)
「52キロでテンのスピード乗りは良かったです。
エリザベス女王杯の時より楽に行くことが出来ました。ただ3コーナーでペースアップして流れが変わり、少しリズムが悪くなってしまいました」
ラジオNIKKEI