1月16日(日)に中京競馬場、芝2200mで行われるハンデ重賞、
日経新春杯。ここに出走を予定している
フライライクバード(栗東・
友道康夫厩舎)が今朝6日、レースに向けた1週前追い切りを行っている。
雪の降る中、
ポタジェ、
ヨーホーレイクとともにCWへ入場。その一番後ろから追走して、2コーナーを回る地点での先頭
ポタジェとの差が3秒近くある状態。3コーナーを回るところで、ようやく先頭との差が1秒半くらいまで詰まってくる。
そこから4コーナーはやや内を回り、最後の直線に向いたところでは、真ん中にいた
ヨーホーレイクに体を並べようかというところまで迫り、ラスト1F標識手前で2頭が併せ馬になって、先頭を追い抜いていく。
すでに追い出していた
ヨーホーレイクに対し、追い出してを待っていた
フライライクバードは残り100mあたりで仕掛けてスピードアップ。ゴールでは少し前に出ていたように見えたし、ゴールを過ぎて、1コーナーを過ぎる時も止まらないスピードといった感じだった。
もともと追い切りで動くタイプとはいえ、時計は6F82.4〜5F67.5〜4F52.7〜3F36.9〜2F22.8〜1F11.3秒。ラスト2Fは素晴らしいラップだし、
アルゼンチン共和国杯以来のレースになるが、仕上がりはいい。
(取材・文:井内利彰)