昨年12月のチャンピオンズCで2着だった
チュウワウィザード(牡7、栗東・
大久保龍志厩舎)は、3月26日にUAEのメイダン競馬場で行われる
ドバイワールドカップ(4歳上・G1・ダ2000m)を目標にする。
2月の
川崎記念(4歳上・JpnI・ダ2100m)や同月にサウジアラビアで行われる
サウジカップ(4歳上・G1・ダ1800m)からの転戦を視野に入れているが、管理する大久保師は「サウジはワンターンの競馬になるし、
オミクロン株の問題もあるので」とコメント。今後は国際情勢を鑑みながらローテーションを組む。
チュウワウィザードは
父キングカメハメハ、
母チュウワブロッサム、母の
父デュランダルという血統。通算成績は23戦10勝(うち地方9戦4勝、海外2戦0勝)。
2018年2月の3歳新馬戦でデビュー。3歳時はダートで5勝をあげ、
名古屋グランプリで重賞初制覇も果たした。4歳時には
JBCクラシックでGI級競走初制覇、翌年も
川崎記念、チャンピオンズCと
ビッグタイトルを積み重ねた。昨年はサウジC(9着)と
ドバイWC(2着)に出走しており、今年はリベンジをかけた一戦となる。