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【フェアリーSレース後コメント】ライラック M.デムーロ騎手ら

ラジオNIKKEI
  • 2022年01月10日(月) 18時40分
中山11Rの第38回フェアリーステークス(3歳GIII・牝馬・芝1600m)は5番人気ライラック(M.デムーロ騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分35秒2(良)。クビ差の2着に1番人気スターズオンアース、さらに1馬身1/4差の3着に7番人気ビジュノワールが入った。

ライラックは美浦・相沢郁厩舎の3歳牝馬で、父オルフェーヴル母ヴィーヴァブーケ(母の父キングカメハメハ)。通算成績は3戦2勝。

レース後のコメント
1着 ライラック(M.デムーロ騎手)
「気難しく、テンションの上がりやすい馬です。ゲートに入る前は落ち着いていましたが、中ではイライラして、出遅れました。二の脚も速くありません。今回は脚を溜めていく形でしたが、流れも良く、3コーナーの手応えはものすごく良かったです。

 早く動きたくなかったので、外を回ることになりましたが、直線はすごい脚でした。クラシックを狙える馬だと思います。体は小さいですが、心が強い馬です。落ち着いて走れば、良い脚が使えます。楽しみですね」

(相沢郁調教師)
「1600mの馬ではありません。距離は延びるほど良いと思います。能力があるから対応できましたし、あれだけ外を回って差し切るのですから、着差以上の強さでした。前走は全てがダメでした。その後、馬運車に乗る練習を1回、ゲート練習も3〜4回やりました。

 気性面で父に似たようなところもありますし、馬がまだ子供です。飼い葉も食べてはいますが、それがまだ身になっていません。それだけに期待が膨らみます。今後についてはローテーションや鞍上など、全て未定です」

2着 スターズオンアース(石橋脩騎手)
「調教で乗った時から良さを感じていました。前回は馬の気に乗せていった分、ギアが入りきらなかったので、今回は自分のペースでリズム重視で乗りました。直線まで良い感じでしたが、最後に内を突くことになり、のめって右にモタれました。ただ今日に関しては、この馬の力は出せたかなと思います」

4着 フィールシンパシー(坂井瑠星騎手)
「すごくセンスが良い馬です。今日は上位馬の決め手が上でしたが、しっかりと反応していましたし、良い馬です」

5着 ブルトンクール(菅原明良騎手)
「よく頑張りました。スタートを出て、そのあと折り合いがつくように、センスが良い馬です。今日はこの馬の持ち味が活かせたと思います」

6着 スクルトゥーラ(横山武史騎手)
「思い描いていた通りの競馬ができました。使える脚がそこまで長くないと思ったので、ある程度ポジションを取りに行って最後にシュッと脚を使うイメージでいました。坂がこたえたようで伸びてはいますが、脚が鈍りました。今回馬体重がプラス12kgでしたが、まだまだ増えてくると思いますし、これから良くなってくると思います」

7着 ニシノラブウインク(三浦皇成騎手)
「道中良いところで運べて、最後も前が開いた時に一瞬反応しましたが、両サイドから寄られてしまいました。上がりが速い中でよく頑張ってくれました」

ラジオNIKKEI

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