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【AI予想・東京新聞杯】10戦連続「1番人気」はダテじゃない!? 凡走続く「あの馬」の巻き返しに期待!

  • 2022年01月31日(月) 21時05分
 今週も開催は、東京・中京・小倉の3場。2月の競馬がスタートします。

 重賞は日曜日に2レース。芝のマイル戦・東京新聞杯(GIII・東京・芝1600m)と、先のクラシックに繋がる3歳戦・きさらぎ賞(GIII・中京・芝2000m)が行われます。まだ寒い時期は続きますが、春の訪れを感じさせるレースですね。

 毎週、激走馬を予想するこのコーナー。膨大なデータを駆使したネット競馬オリジナルAIが、狙いの1頭を探します。

 今週は、有力馬も多数出走する東京新聞杯にスポットを当てていきましょう。

 まずは出走予定メンバーのチェックから。月曜日時点での出走登録は22頭。昨年は2着に12番人気のカテドラルが入り大荒れの結果となりましたが、今年も面白いメンバー構成になりそうです。

 上位人気が予想されるのは、まずファインルージュ(牝4・美浦・木村厩舎)です。昨年の桜花賞3着で、前走の秋華賞でも2着という世代屈指の実力を持つ4歳牝馬。鞍上も引き続きC.ルメール騎手を予定しており人気は必至です。

 昨年の同レース勝ち馬で、連覇を狙うのはカラテ(牡6・美浦・高橋祥厩舎)。今年初戦となった前走のニューイヤーSを勝利で飾り、再び勢いに乗っての出走となりそうです。

 その他、昨年は3歳ながら古馬相手に好走していたホウオウアマゾン(牡4・栗東・矢作厩舎)、現在オープンで3連勝中のプリンスリターン(牡5・栗東・加用厩舎)、昨年波乱の立役者となったカテドラル(牡6・栗東・池添学厩舎)などが、府中のマイルを舞台に覇権を競います。

【今週も人気薄の穴馬を推奨?】

 予想はすべてAI任せ。枠順や当日の馬場状態予測が反映されていない現時点のものとなりますが、人間の気持ちが入らない分「まさか」と思えるような穴馬を選出することもあります。

 今回、AIが選出した本命候補は、なんとシュリ(牡6・栗東・池江厩舎)でした。今週も人気薄になりそうな1頭がピックアップされましたね。

 同馬は父ハーツクライ母エーゲリア(母父ジャイアンツコーズウェイ)という血統。これまで12戦6勝[6-1-0-5]と、勝率50%を誇る実力馬です。

 デビューは3歳の京都芝1800m戦で、1番人気に応え優勝。以降、なかなか順調に使えませんでしたが、4歳時には1勝クラスと2勝クラスの芝中距離戦を連勝しています。

 同年秋には芝マイルの3勝クラス、続いてリゲルS(L・阪神・芝1600m)を連勝。マイルの新星としても注目されました。

 明け5歳の京都金杯では1番人気ながら5着に敗れましたが、次走の谷川岳S(L・新潟・芝1600m)では逃げ切り勝利。ここまではデビュー以来すべて1番人気ということもあり、10戦6勝というハイペースで勝ち星を積み重ねていました。

 しかし、昨年のエプソムC(GIII・東京・芝1800m)では4番人気で14着と惨敗。そこから約半年ぶりとなった今年の京都金杯でも、4番人気で10着と大敗を喫しています。

 叩き2戦目となる今回、巻き返しがあるとAIは弾き出したのでしょうか。近2走は躓きや出遅れが影響した感もあり、オッズ次第では妙味ある狙いの1頭となるかもしれません。

(netkeiba編集部)

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