昨年、海外G1を3勝した
ラヴズオンリーユー(牝6、栗東・
矢作芳人厩舎)が2日付で
JRAの競走馬登録を抹消した。同日、
JRAが発表した。
ラヴズオンリーユーは
父ディープインパクト、
母ラヴズオンリーミー、母の
父Storm Cat。全兄に2016年
ドバイターフ覇者の
リアルスティールがいる血統。
2018年11月に京都競馬場の2歳新馬戦でデビュー。同年に
白菊賞、翌年に
忘れな草賞を制し、一躍牝馬クラシックの注目株に。1番人気で迎えた
オークスでは上がり最速の脚を繰り出し、デビューから4連勝で樫の女王に輝いた。
その後はしばらく勝ち星から遠ざかっていたが、2021年2月の
京都記念で復活の勝利。勢いにのると、4月に香港の
クイーンエリザベス2世カップで優勝し、海外G1制覇を果たした。
秋にはアメリカのブ
リーダーズカップに挑戦。BCフィリー&メアターフで優勝し、日本馬初となるBC制覇の偉業を成し遂げた。ラストランの舞台には
香港カップを選択。圧倒的1番人気に応えて有終の美を飾った。
通算成績は16戦8勝。獲得総賞金は9億1394万8700円。今後は北海道安平町のノーザン
ファームで繁殖馬となる予定。
(
JRAのホームページより)