きさらぎ賞に管理馬を登録している13人の調教師のうち、2016年以降の中京芝2000mにおける勝利数、複勝率、複勝回収率をもとに抽出。
きさらぎ賞で馬券的にも「見逃せない調教師」とは?
3位は
須貝尚介調教師。集計期間内に中京芝2000mで5勝を挙げ、複勝率33.3%。単勝回収率133%、複勝回収率104%と馬券妙味も十分だ。今年に入ってからも
愛知杯を
ルビーカサブランカで制するなど好調をキープしている。
今年は
リューベックが登録。同馬は中京芝2000mで行われた
若駒Sを勝っており、条件は合っている。出走なら好勝負必至だが、現時点では
弥生賞に向かう公算が高い。
2位は
友道康夫調教師。集計期間内に中京芝2000mで13勝を挙げ、複勝率は45.5%。中距離以上では軒並み高い好走率を誇っているが、この中京芝2000mも例外ではない。1番人気で[7-4-2-9](複勝回収率70%)と取りこぼしが目立つ一方、2〜3番人気で[4-7-3-6](複勝回収率135%)と好調だ。
今年出走予定の
ダンテスヴューは兄に
ボレアス、
カミノタサハラ、
ヨーホーレイクらがいる良血馬。前走は勝ち馬が強過ぎたが、この馬も上がり3位の脚を使ってよく追い込んでいる。
第1位に輝いたのは
藤原英昭調教師。集計期間内に中京芝2000mで15勝を挙げ、複勝率は40.3%。勝率22.4%と、しっかり勝ち切っているのが特徴だ。21年の
金鯱賞を
ギベオンで勝利し、単勝22730円の大波乱を演出したのは記憶に新しい。
今年は
アスクワイルドモアが出走予定。前走の
ホープフルSは10着に敗れているが、大外枠の上に落鉄と厳しい条件が重なっていた。中間も意欲的な調教を消化しており、巻き返しを期待してよさそうだ。