「
きさらぎ賞・G3」(6日、中京)
21年の
ホープフルS6着以来となる
マテンロウレオは2日、栗東CWで単走。終始馬なりではあったが、軽快な動きで仕上がりの良さをアピールした。
1週前に6F78秒9-36秒3-11秒6の猛時計を記録しているとあって、直前はややソフトに6F83秒5-38秒0-11秒8。動きを見守った昆師は「あまり気を入れたくなかったので単走で。全くの馬なりですからね」と、理想的な内容に納得の表情を浮かべた。
2戦目でG1挑戦となった
ホープフルS。指揮官が「ぶっつけになってしまった」と振り返るように、決して万全の態勢ではなかった。ただ、それでも直線は外から目を引く伸び脚を披露。「一回使っておけばいい勝負ができたかな、という内容だった」と能力の高さを再認識した。
至極順調に来ている今回は、G3で相手関係も楽になる。「坂路中心の調整に切り替えて、
パワーアップしてきた感じはする。今はまだ素質だけで走っているけど、G1へ向かうにはここらでやれないとね」。
シンザン記念を制した僚馬
マテンロウオリオンに続き、タイトルを手に入れたいところだ。
提供:デイリースポーツ