3日から4日にかけて北米中部から東部を襲った寒波と暴風雪は、競馬業界にも少なからぬ影響を及ぼしている。

　アーカンソー州のオークローンパークは、4日(金曜日)から6日(日曜日)にかけての週末開催をすべてキャンセル。3月17日(木曜日)、24日(木曜日)、31日(木曜日)に、それぞれ代替開催を行うことを発表した。また、5日(土曜日)に予定されていた4歳以上の牝馬によるG3バヤコーアSは、12日(土曜日)に順延して施行されることになった。

　5日(土曜日)は、メリーランド州のローレル、ケンタッキー州のターフウェイパーク、オハイオ州のマホニングヴァレイで予定されていた開催も、いずれも中止となった。ターフウェイパークで行われる予定だった4歳以上の特別競走フォアゴーSは、12日(土曜日)に移設しての施行となる。

　さらに、ケンタッキー州のレキシントンで7日(月曜日)と8日(火曜日)に行われる予定だった、ファシグティプトン・ウインターミックスセールも、交通事情の悪化で馬と人の移動に支障をきたす事態になっているとして、日程を1日繰り下げ、8日(火曜日)と9日(水曜日)の開催となっている。

(文:合田直弘)