「
共同通信杯・G3」(13日、東京)
名誉挽回へ。
朝日杯FS5着の
ジオグリフは9日、美浦Wで最終追い。直線で内
アヴェラーレ(4歳2勝クラス)と外
オーソリティ(5歳オープン)の間に馬体をねじ込むと、ジワジワと加速して併入に持ち込んだ。タイムは6F87秒8-39秒4-11秒7。
先週時点では気持ちだけ先走っていたが、当該週にきっちり整った。太田助手は「道中の走りの質は週ごとに上がってきて、反応も良かったです。ノドに関しては鳴っていますし、変わらずと言うところ。欲を言えばあと1、2本追えれば、もう少し力強さも出てくると思いますが、まずまず順調に来ています」と及第点を与えた。
目標はクラシック本番とはいえ、メンバー唯一の重賞勝ち馬として恥ずかしい競馬はできないところ。同助手は「今回は距離延長だし、東京に変わるのも走りやすいと思う。巻き返したいところです」ときっぱり。タイトルを積み重ねて大舞台への視界を切り開く。
提供:デイリースポーツ