東京11Rの第56回
共同通信杯(3歳GIII・芝1800m)は3番人気
ダノンベルーガ(
松山弘平騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分47秒9(稍重)。1馬身半差の2着に1番人気
ジオグリフ、さらに1馬身半差の3着に8番人気
ビーアストニッシドが入った。
ダノンベルーガは美浦・
堀宣行厩舎の3歳牡馬で、
父ハーツクライ、
母コーステッド(母の父
Tizway)。通算成績は2戦2勝。
レース後のコメント
1着
ダノンベルーガ(
松山弘平騎手)
「重い馬場でしたが、良い脚を使って強い競馬でした。道中は人気馬を見ながら進むことが出来ましたし、しっかりと溜めも利いていました。追ってからは良い反応で突き抜けてくれました。デビュー戦で
石橋脩騎手がレースを教えてくれていて、乗りやすかったです。
返し馬の雰囲気も良かったですし、乗り味が良く、良い馬だと思いました。凄いものを持っています。良馬場だともっと良いパフォーマンスが出来ると思います。これからまだまだ成長できる馬です。大きい舞台に行っても楽しみです」
2着
ジオグリフ(C.
ルメール騎手)
「良いスタートを切ってくれました。4番手になってから冷静に走れていました。ずっと良い感じでしたし、直線では良い脚を使ってくれました。こういう馬場でも良い反応でしたし、前の方に行ったので、良い経験になったと思います。能力はあるので今後も楽しみです。2000mに延びても大丈夫です」
3着
ビーアストニッシド(飯田助手)
「積極的に乗ってくれました。手応えがないかなと思っていましたが、追い出してからしっかりとしていました。ジョッキーも止まっていないと言っていました。瞬発力を見せてくれましたし、よく頑張ってくれました」
4着
ジュンブロッサム(
武豊騎手)
「間隔が空きましたが、成長して良くなっています。良い競馬が出来ました。まだまだ良くなってくると思います」
5着
アサヒ(
田辺裕信騎手)
「スタートがうまくいきませんでした。未勝利戦でも出なかったことがありました。今日は出る感じではありませんでした。結構致命的な遅れを取ってしまいました。調教の雰囲気は良かったので、楽しみにしていたのですが......」
6着
レッドモンレーヴ(
戸崎圭太騎手)
「返し馬で良い馬だと感じていました。スタートセンスの良い馬です。壁を作りたかったのですが、前々で気持ちが入って、
リラックス出来ていない感じでした。最後は苦しくなってしまいました」
8着
アバンチュリエ(
横山武史騎手)
「明らかに1800mは長かったです。スタートに課題はありますが、一番速かったぐらいで、改善されたのは良かったです。1600m、1400mと徐々に縮めていくと良いのかもしれません」
9着
アケルナルスター(
柴田大知騎手)
「さすがに一線級のメンバーが揃っていましたが、頑張ってくれました。馬場もこなしてくれましたが、ここまででした。今回が良い経験になると思いますし、さらに力をつけてくれると思います」
10着
サンストックトン(
松岡正海騎手)
「馬場が向きませんでした。緩い馬場はダメですね」
11着
エイシンシュトルム(
石川裕紀人騎手)
「食らいついていました。口向きが難しいかもしれないと聞いていましたが、その通りでした。その中でも我慢して走っていました。自己条件からですね」
ラジオNIKKEI