ファシ
グティプトン・
ウインターミックスセールが、8日・9日の両日にわたってケンタッキー州のレキシントンで開催され、45万ドルという初日の最高価格となった上場番号177番のボディシッタ(牝6)をケイアイ
ファームが、75万ドルという2日目の最高価格となった上場番号541番の
ブリリアントカット(牝4)をノーザン
ファームが、それぞれ購買した。
ボディシッタは、4歳の夏に
デルマーを舞台としたG2
イエローリボンH(芝8.5F)を制している他、サンタ
アニタのG1ゲイムリーS(芝9F)でも、4歳時に2着、5歳時に3着になっている活躍馬だ。欧州
年度代表馬の
キングマン、欧州
最優秀短距離馬オアシスドリームらが出ている、欧州の名門ファミリーを背景に持っている。
ブリリアントカットは、昨年12月26日にサンタ
アニタで行われたG1ラブレアS(d7F)の2着馬だ。本馬の近親に、1月29日のG1
ペガサスワールドC(d9F)を圧勝して2度目のG1制覇を果した
ライフイズグッドがいるという、勢いのある牝系の出身だ。
両馬とも、オンライン・ビッドによる購買となっている。
セールは、総売り上げが前年比37.8%アップの1724万5500ドル、平均価格が前年比36.0%アップの4万0013ドル、中間価格が前年比60.0%アップの1万6000ドルという盛況に終わった。
(文:合田直弘)