「
フィリーズレビュー・G2」(13日、阪神)
マイシンフォニーが9日、栗東CWを単走で追われた。道中はピタリと折り合いをつけ、
リラックスしたまま直線へ。ラストも騎乗した角田和(レースは
武豊)が手綱を大きく動かすことはなかったが、スピード感あふれるフォームのままフィニッシュ。6F83秒0-37秒3-12秒0をマークした。
見届けた松永幹師は開口一番「良かったです」と好感触を伝える。「仕上がっているので無理のない程度に気分良く走らせてという指示でした。それでもタイムは出ていましたからね」と動き、時計ともに納得の様子だ。
「冬毛が少し残っていたりとまだまだ良くなる余地はあるけど、前回だいぶ間隔があいていた分、1回叩いた上積みはあります」と中3週でも確かな良化を強調する。今回は1800メートルからの距離短縮。「千四が鍵」と指揮官もポイントに挙げるが、「
桜花賞を目指すならここしかない。いいものを持っていると思うので、道中で流れに乗ってくれれば」と桜舞う仁川への切符を狙っていた。
提供:デイリースポーツ