「ス
プリングS・G2」(20日、中山)
重賞勝ち馬不在で混戦模様だが、初タイトルを狙う
アライバルが人気の中心になりそうだ。前走の
京成杯は馬群をさばけず4着と不完全燃焼の結果に。栗田師は「前走は参考外ですね。ここで賞金を加算して、大きいところに向かいたい」と巻き返しへ虎視たんたん。今週から復帰するルメールの手綱で、注目度はさらに高まる。
東スポ杯2歳S2着の
アサヒは、高い支持を受けた
共同通信杯で痛恨の出負け。レースの流れに乗れず5着に敗れたとあって、金成師は「この中間もゲート練習はしっかりやっている」と課題修正に余念がない。発馬さえ決まれば、上位争いは間違いないだろう。
関西勢では
ソリタリオが有力。未勝利↓こうやまき賞と連勝して挑んだ
シンザン記念でも2着に好走。高い能力をアピールしている。新たな鞍上に横山武を迎え、勝負気配が漂う。
アルナシームは幼い気性がネックも、
朝日杯FS4着が示すように素質は確か。同レースで初黒星を喫した
ドーブネは、
武豊と新馬戦以来のコンビ再結成。名手の存在は心強い限りだ。
提供:デイリースポーツ