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どうなる桜花賞 課題克服のナミュールが最右翼 レベル高かったクイーンC組もV圏内

デイリースポーツ
  • 2022年03月14日(月) 06時00分
 「桜花賞・G1」(4月10日、阪神)

 12日のフィリーズRとアネモネSトライアル競走が終了し、今年の勢力図が見えてきた。阪神JF上位勢に加え、今年は別路線組も有力馬が名を連ねる。

 桜の王道・チューリップ賞を制したのはナミュール。課題のゲートをクリアして、スムーズさを欠いた阪神JFの借りを返した。鋭い末脚が最大の武器。1冠目に最も近い存在なのは間違いないだろう。キャリア2戦目で権利を獲得した2着ピンハイは伸びしろの大きさが魅力。3着に敗れた2歳女王サークルオブライフも本番での巻き返しは必至だ。

 レベルの高かったのがデイリー杯クイーンC組。無傷2連勝で制したプレサージュリフトは発馬に課題を残すが、末脚が非凡。地力強化がうかがえるスターズオンアースもセンスの良さが光る。

 フィリーズRを勝った新星サブライムアンセムは1F延長が鍵を握るだろう。本番に直結しないアネモネS組だが、クロスマジェスティの立ち回りのうまさは見逃せない。大味な競馬でフェアリーSを制したライラックも上位争いが可能だ。

提供:デイリースポーツ

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