21日、中山競馬場で行われた
フラワーカップ(3歳・牝・GIII・芝1800m)は、好位のインで脚を溜めていった
川田将雅騎手騎乗の2番人気
スタニングローズ(牝3、栗東・
高野友和厩舎)が、直線でスムーズに追い出され、抜け出していた9番人気
ニシノラブウインク(牝3、美浦・
小手川準厩舎)をゴール前で差し切って、これに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分48秒5(良)。
スタニングローズは
父キングカメハメハ、
母ローザブランカ、母の
父クロフネ、母の
母ローズバドという血統。
同馬の4代
母ローザネイから派生する“薔薇一族”は、
ローズキングダムの2011年
京都大賞典(後藤浩輝騎手)以来、10年5ヶ月ぶりの
JRA重賞制覇。重賞通算20勝目。橋口弘次郎調教師(2016年引退)の管理馬以外では初のタイトル獲得となった。
【薔薇一族の
JRA重賞勝ち馬】
◆
ローザネイの子世代
ロゼカラー:1995年デイリー杯3歳S
ロサード:1998年新潟3歳S、1999年
京阪杯、2001年
小倉記念、2002年
オールカマー、2003年
小倉記念ヴィータローザ:2003年ラジオたんぱ賞・
セントライト記念、2006年
中山金杯◆孫世代
ローズバド:2001年
フィリーズレビュー、2003年
マーメイドSローゼンクロイツ:2005年
毎日杯、2007年
中京記念・
金鯱賞◆曾孫世代
ローズキングダム:2009年
東スポ杯2歳S・
朝日杯FS、2010年
神戸新聞杯、2010年
ジャパンC、2011年
京都大賞典◆玄孫世代
スタニングローズ:2022年
フラワーC