「ドバイゴールドC・UAE・G2」(26日、メイダン)
バスラットレオン(ゴドルフィンマイル)に続いて矢作勢が重賞連勝だ。逃げた前走と一転して好位のインで脚をためた
ステイフーリッシュ。直線でマノーボとのたたき合いとなり、一度は相手に前へ出られたが、驚きの勝負根性で差し返して前走のレッド
シーターフHCに続く海外重賞V2を達成。01年にシーマクラシックを制した
ステイゴールドと、ドバイの地での父子制覇を決めた。
栄冠へ導いたルメールは「きょうもこの馬は素晴らしかった。勝つのは難しいと思ったけど、手前を変えてからまた伸びてくれた。矢作調教師は海外遠征を全て分かってくれているので」と声を弾ませる。矢作師は「ジョッキーに何も注文は出していない。クリストフがあのポジションでいいと思ったならそれで良かったのだと思います。道中も快適に進めていましたね」と喜んだ。
なお、ともに挑んだ日本の
ヴェローチェオロは7着だった。
提供:デイリースポーツ