阪神11Rの第65回
阪神牝馬ステークス(4歳以上GII・牝馬・芝1600m)は9番人気
メイショウミモザ(
鮫島克駿騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分32秒8(良)。半馬身差の2着に1番人気
アンドヴァラナウト、さらにクビ差の3着に2番人気
デゼルが入った。
メイショウミモザは栗東・池添兼雄厩舎の5歳牝馬で、
父ハーツクライ、
母メイショウベルーガ(母の
父フレンチデピュティ)。通算成績は26戦5勝。
レース後のコメント
1着
メイショウミモザ(
鮫島克駿騎手)
「2走前からブリンカーをつけていました。久々に騎乗依頼をいただいて、良い結果を出せて良かったです。スタートに課題があり、それをしっかり決めることと、人気があるわけではないので、ロスなく行こうと思っていました。
4コーナーから直線で狭くなるところがありましたが、勝負根性がある馬で、しっかり割ってきてくれました。メンバーがそろった中、初の重賞で結果を出せて、次の
ステップへ無事に向かえればと思います」
2着
アンドヴァラナウト(
福永祐一騎手)
「上手に立ち回っていました。マイルも上手です。最後はそんなに良い走りではありませんでしたが、力で残ってくれました。マイルは思ったより良かったです」
3着
デゼル(
川田将雅騎手)
「私が乗せていただいた中で一番
バランスが良く、返し馬から走れる状態でした。負けましたが、内容は去年よりも遥かに良い走りができています」
4着
ムジカ(
池添謙一騎手)
「良いポジションで競馬ができました。脚がよく溜まっていて、直線に向いた時は捕まえられる勢いでしたが、坂の途中で止まってしまいました。良い脚がもう少し持続してくれれば良かったのですが」
5着
マジックキャッスル(
浜中俊騎手)
「道中から進んでいきませんでした。促してはいましたが、進み切れませんでした。一番気になっていたのは、手前ばかり替えていました。その中でも来てはいますけど、鋭く伸びるという感じではありませんでした。本調子にはどうだったのかなと思います」
6着
ジェラルディーナ(
幸英明騎手)
「テンは忙しい感じでしたが、思ったより前が速くなりませんでした。展開だったり馬場も内が残ったりと、うまくいきませんでした」
7着
クリスティ(
松若風馬騎手)
「外枠だったので、他の馬の出方を見ながら行きました。競馬は逃げる形になりましたが、自分のペースで良い内容の競馬ができたと思います。いつもなら辛抱できそうでしたが、最後は止まってしまいました」
9着
テーオーラフィット(
岩田望来騎手)
「格上挑戦でしたが、しっかり我慢していましたし、終いにもう少し伸びてきてくれたらという感じはありました。よく頑張ってくれたと思います」
ラジオNIKKEI