現地時間9日、
オーストラリアの
ロイヤルランドウィック競馬場でG1・
クイーンエリザベスステークス(3歳上・芝2000m・9頭立て)が行われた。
道中は2番手を進んだ7番人気シンクイットオーバー(
Think It Over、セ6、N.ローウィラー騎手)は、直線に向くとただ1頭、進路を外ラチ沿いへ。3番人気のG1・3勝馬
ザーキ(セ7、J.カー騎手)が馬場の中央から一旦は完全に抜け出していたが、これをゴール前でとらえ、0.6馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分10秒87(不良)。
大胆な騎乗ぶりに豪
メディア『Sky Racing』及びその公式Twitterは「世紀の騎乗だ!(The ride of the century)」「なんて騎乗だ
ナッシュ・ローウィラー!(What a ride Nash Rawiller!)」と称賛の声を送った。
シンクイットオーバーは父
So You Think、
母Personal Service、母の
父Zabeelという血統。豪州のK.パーカー厩舎の管理馬。
G1は昨年のジョージライダーSに続き2勝目。通算成績は35戦12勝(うち重賞8勝)。
※馬齢表記は現地基準に基づく。